
22日の夕刻より、長女の通う中学校にて学校区青少年健全育成会講演会が開催された。
講師である市教育委員会教育相談課のT主任指導主事を迎え1時間程の短い時間ではあったが非常に有意義な講演の内容で続きを聴きたいと思った。
昨今の青少年を取り巻く環境の変化に学校・保護者(PTA)・地域社会、言わば「教育の三種の神器」が追いついていない事を感じた。
携帯電話やマスコミュニケーション媒体の発達により子ども達が情報を取り込むスピード・量は日々増大している。その情報から必要な物だけを選択出来るならば問題は少ないが、前述の「三種の神器」が把握出来ていない部分に子ども達を危うい道に誘い込む「悪の手」が忍び寄っている。
犯罪の低年齢化・凶悪化が憂いられているが、この様な「悪の手」を差し出したり、子ども達に影響を与えているのが「大人」である事を忘れてはならない、と痛感した。
子ども達に声を掛け合い助けを必要としている子ども達の発する「S.O.S」を聞き逃してはならない事を再確認した1時間であった。