

体育館に二学年の児童と保護者を集め約300人で理科実験を楽しんだ。前に並んでいるのが「理科レンジャー」のスタッフ。(宮城高専の先生と学生)


で、今回子ども達が作ったのは『ブーメラン』。保護者も手伝ったが殆どは子ども達が自分で作り上げた。約150名の児童が一斉飛ばしたブーメランは広い体育館の中を舞い踊っていた。
「理科離れ」と言う言葉が叫ばれ、物造り、技術大国を謳っていた日本に危機感が忍び寄っている。「電子立国」の看板は韓国や台湾、マレーシア等々の諸外国との価格競争に疲弊し、ソフトウエアー等の分野でもインド等の進出が著しい。
私は小、中学校の時、同じ市内に在った宮城高専の文化祭で各種の実験を見せていただいた。学校の教室で教科書と先生の話しだけでは理解出来なかった事象も実験を通して体感し理解も出来た。
同じ県内の某私立高校では進学のための受験に必要性が薄い教科の未履修問題が騒がれている。その未履修単位時間はここ数年間の同一問題では最悪の事態だそうだ。
昨年度、同様の未履修問題が全国的に表面化した。「受験に必要ない」と言う事だけで削られてきた教科。その中に理科類も含まれている。その結果が「理科離れ」や諸外国との競争力低下を引き起こしている。
子ども達の問題ではなく、これも「大人」の勝手な解釈による結果なのではないだろうか?
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